〜 2007年12月の出来事 〜



12月31日:2007年最後の日が暮れました。
偽’という字で表現されました、残念だった年であったと思いますが、
自分たち一人ひとりは、喜びも悲しみもあった、それぞれに納得出来た年で
あったかと思います。それでも、なお幸せを求めたいのが人生。私は、皆さんに
応援していただき、いろんな事に挑戦しました。練塀修復、歴史の掘り起こし、
教育委員の職責もなんとかクリア出来たかとも思います。自治会の役もどう
にか果たしました。
来る年は神舞の年。年末にかけて、ポスターカレンダーや組織作りも順調に
進みました。明ければ、いよいよ実行です。皆さんにご協力していただきながら、
’2008年神舞を無事やり終えたい’と念じつつ、祝島フォト情報、千秋萬歳楽と
します。

皆さんの来年が、より良いお年でありますように〜!!

夕方の定期便、
午後から降り出した吹雪が止んだ時でした。船は大きく
揺れたでしょうが、皆さん、足取りも軽く、お迎えの人とともに、我が家へ〜。









今日はラッキーでした。
正月飾りを、船や車、玄関など終えて、
祝島では満ち潮の間に飾る習慣ですので午後1時過ぎ終え、
ほっとしていたら、急に暗くなり吹雪となりました。
仏壇、神棚も準備O・Kです。




12月31日:冬の嵐・・・風が次第に強まっています。
予報がはずれるのを期待していましたが、残念ながらピッタリ。重くたれ
込めた空、時折突風が吹きつけ、みぞれにボタン雪が混じりました。そうした
悪天候なのに昼の定期船の着時刻には、わずかに晴れ間が・・・。
大揺れだったのでしょうが、小さなお子さん連れが降り立ちました。

日の出を待っていましたが、とうとう・・・・












12月30日:曇り・・・風雨強し
報どおりの冬の嵐です。時折雨や雪が降ってきます。あと二日。気は
せくのですが、室内の片づけを余儀なくされている内に昼になりました。










丁度、定期船が着いた時、雨雪が上がりましたが、風強く
吹き飛ばされそうでした。

12月29日:夕報
午前9時過ぎ、時折小雨が降る中、諸々準備して行者堂に登りました。
山道はまだ濡れていて、踏むと滑る中みんなで協力して、運び上げました。
祝島でこうした作業する際、いつも感心するのが、ワイワイ言いながら
笑い声の中で作業が進行していく事。ふざけているのではなく和気あいあい
とした雰囲気が、作業をスムーズにさせてくれます。
正月準備も万端整いました。後はお天気。この冬一番の寒波とかの予報
ですが、参賀の妨げにならないよう、祈るばかりです













ちょっと、ウッカリ。
8名の有志が協力して下さったのですが
今日の奉仕者の勢揃いの写真を撮るつもりがチャンスを逃して
しまいました。(><;)


櫂伝馬船用の新しい太鼓に購入月日を書き入れて
もらいました。濱本さんいつもご苦労様です。

12月29日:冬の嵐・・・覆う黒い不気味な雲。海は白波です。
来る来る・・・といってた風が夜半頃吹付けて来ました。今日は完全休漁です。
今年の年末年始は、嵐で終り嵐で始まる波乱?の正月になりそうです。
それはともかく、元気で年を越せることに、まずは感謝しなくてはなりません。
これから、行者堂に、注連縄の飾り付けに登ります。今年も沢山の人に協力
もらえます。










12月28日:小雨・・・北東の風と波
午前9時、降ったり止んだりしていますが、何となく風邪が強まりそうです。
雨模様だと、漁師さん達足が鈍く、動きません。港で立ち話してましたが
あきらめたのか、姿がなくなりました。






宝積丸さんも休漁・・・?


12月27日:快晴・・・そして凪ぎ
雲ひとつなく晴れています。日和も今日までとか。港内漁船も残り少なく
なりました。正月用の魚取りに民案出かけています。買い物に行きたい
というので、先に柳井に行ってくることにしました。










昨夜のお月様と夜景。
やや欠けてきた月が静かに海を照らしてました。





12月26日:快晴・・・北寄りの風がややあって、波高し。
全く昨日と同じようなお天気です。小型漁船は今日もお休みです。
正月前なのに〜とボヤキも聞こえてきます。
用事してたら、担架、担架!という声。近所のおばあさんが具合が悪いとか。
Dr.が大急ぎで来られて診察。その後救急艇にのりこんで、佐賀港まで行き、
救急車に引き渡し、帰ってきたらもうお昼になっていました。
大事に至らなければ良いがと祈りつつの行き帰りの船中。
こういう緊急時、お医者さんが駐在してるって、本当にありがたいことだなぁと
つくづく思いました。








12月25日:曇り、時々薄日がさして来ます。
北寄りの冷たい風が吹いています。港外は白波です。でも、防波堤のお陰で
港内は波穏やか。ほとんどの漁師さんは、今日は休漁です。遊漁船がやむ
なく?出漁しているようです。
こういうお天気いつもでしたら、からっと晴れるのですが、下り坂でしょうか
雲が南西(島の背後)から流れ出しています。








伊美別宮社の回廊に飾ってあった’八幡丸’
修繕が進んでいます。新庄さん、ご苦労様です。


12月24日:曇、のち晴れか?・・・薄く雲が広がっています。
やや風もあります。西風ですから次第に晴れて来そうです。小型船は
様子見でしょうか、港内に残っています。








12月23日:夕報
柳井の駅前通り、メトロ調に変わりました。駅の前が昭和時代。大通りを北に
大正、明治と移りながら、江戸時代の白壁の商都へと衣替え中。
このシックなオルゴール塔。時間があったので聴いてみました。
100円入れたら、きれいな音色。通りかかった人。いきなり鳴り出したので
ビックリ!(ゴメンナサイ)



帰りの船中、’今日は釣れるゾ’と意気込んでおられた方達
もう釣り竿出して・・・徹夜すると張り切っていましたが・・・・










12月23日:曇りのち晴れ・・とか。道はびっしょり濡れています。
上空、所々に星が見えます。雲に切れ間があるのでしょうか。
昨日は、とうとう冷たい雨が降り続けました。北東の波も終日高く漁船も
休業でした。夕方からお寺に参拝して総代の務めをしました。
報恩講といって、宗祖親鸞聖人の遺徳に感謝する浄土真宗の重要行事です。
鶏小屋の鶏の様子を語るお説教を聴きながら、宗教はなんであれ、私たちは
他人よりか、沢山に食べる稼ぐことばかりでなく、人間らしい生き方を学ぶこと
をもっと真剣に取組むべきではないかなぁと思ってしまいました。

これから、用事で朝一番の’いわい’で出かけます。外はまだ暗い・・・。


12月22日:昼報
朝市、生憎の天候でしたが、結構人出もあり、賑わいました。
正月のお飾りや墓のお花も大好評であっという間に売切れました。












12月22日:雨・・・・北東からの冷たい雨が
かなり降っています。今朝は朝市の予定なので気がもめましたが、
結局、小規模ながらも決行されます。楽しみにされてた人も多い
ので、雨模様は残念です。






12月21日:曇り・・・とうとう一日中。
午後から、出かけるつもりが、急遽行くことになり・・・飛び出しました。
柳井の街、年末特有の慌ただしさ・・・・クリスマス・セールも賑やか。
ついつい財布の紐も緩み放しで、早く帰ろう〜となったのですが、島に
帰着したら、もう日がとっぷり暮れてました。



12月20日:晴れ・・・・穏やかな冬晴れです。
海も光っています。ヤズやハマチが釣れるということで、漁師さん達は
張り切って出漁しました。








12月19日:曇り・・・・のち晴れて来ました。
今日は風もなく海も穏やかです。こうして凪ぐから、昨日までの寒風にも耐え
られるのかも。漁船もいっせいに出漁しました。私はこの間からの懸案だった
道しるべの取り付けをしました。山歩きに来島される方が多くなって、設置を
要望されていましたので取り付けました。こういう時、船大工の新庄さんにいつも
手伝ってもらいます。彼は機嫌良くやってくれるので、大変助かります。








12月18日:快晴・・・冬晴れです。
寒気に伴う真っ白な雲が次々と流れていきます。風が冷たい!
屋上に上がると、背中がゾクゾクとしてきます。空気が澄み切ってるっていう
感じです。写真がとてもきれいに撮れます。
午前10時半着でマーティンさんがやって来ます。彼と歴史談義をする予定
です。彼は良く調べているので、とても楽しみです。





マーティンさんがやって来ました。たっぷり話しました。




12月17日:夕報
昼の定期船で柳井まで出かけました。
乗り込んでふと前を見たら、なんと
サンタさんが・・・・・。あれーっと思わず、パチリ。
ちょっと早いけど、どこにプレゼント配ったのだろう〜!!




12月17日:曇り・・・海が凪いで来ました。
なかなか回復して来ません。西の空が次第に明るくなってきましたが、ゆっくりと
しています。漁船も出払ったようです。正月前、漁があると良いのですが・・・
午後、神舞用チラシ作成の打ち合わせに柳井まで出かけ、業者と打ち合わせ
です。1枚ものの年間カレンダーは、21日に仕上って来ます。配布などで忙しく
なりそうなので、年賀状が急ぎます。






12月16日:夕報
広島工大の森保教授一行が練塀追加調査にやって来ました。
200年から
何度渡海されただろうか。単に練塀だけでなく、来る度に新たな展開があり、集落
形成の調査過程の中で神舞がクローズアップされて、案内していると楽しい。私自身、祝島の株についても、話しているうちに新しい視点が出来て、今後の整理に自信が
出来ました。












おや、熱心ですね・・・・


12月16日:快晴・・・寒気に伴う雲が流れてます。
風も落ち着いてきた感じですが、海岸に立てばまだ寒い。年の所為かも?










12月15日:晴れ・・・寒気に伴う雲が次々と。
風、西風なのでたいしたことはありませんが寒い。室内温度は12度。
体感温度は相当ひくいですね。写真撮りに出たのですが薄着でしたので
慌てて引き返しました。






12月14日:第2報
午前7時過ぎ、東クレーン防波堤の根元ではトントンという藁を打つ音と
共に明るい笑い声が響いて来ました。20名余の人が集まっての行者堂の
しめ縄作り。恒例の風景ですがワイワイガヤガヤの中で次々と作られる
しめ縄。多幸を祈りたいですね。




藁のハカマ取り


オヤッ・・・飛び入り参加?




みんなで力あわせて・・・


楽しい昼食は高台で・・・・


ついでに、行者堂への山道も草刈り


12月14日:曇・・・海上も大時化。
これから、皆さんに協力してもらって行者堂のしめ縄を作ります。
詳しくは後ほど・・・


12月13日:曇りのち晴れ
夜半に降った雨も上がりましたが、西空は明るくなって来ましたが、なかなか
東空の雲が切れません。でとうとう、曇りの写真になってしまいました。

今年の漢字は’偽’とか。「こういう字が選ばれるのは恥ずかしい、義憤に
耐えない」と清水寺の貫主さんは嘆いていました。それにしても、マイクの
前で深々と頭を下げるシーン、よく見た一年でした。

さすがに、今朝は休漁です。





文化庁のふるさと文化再興事業で櫂伝馬船用の太鼓を
2個購入できました。檜のくりぬきで最高級品です。


12月12日:曇り・・・どんよりとしています。
西空が明るくなりかけたので、もう晴れるのかなと思ったのですが、また暗く
なりました。今日は’しけ寒’になると天気予報。しけ寒とは、湿度が高いと
余計寒さを感じる状態だとか。さすれば小雨が降ったりするのかも。
西風が強くとも、ブルースカイに白い雲がスカっとして冬らしいですね。




紅葉した蔦が二筋・・・初冬の装いです。


12月11日:曇り・・時々小雨。
北東の風に乗って氷雨が・・・・。何となく肌寒い感じです。祝島の漁師さんは
特に雨が苦手のようです。空を見上げながら待機しています。





昨日子供らの明るい賑やかな声が・・・。見れば、上関小学校の
一年生が来ていました。いいですねえ〜こちらも心が沸き立ちます。






12月10日:快晴・・・・きれいに晴れ上がりました。
穏やかな夜明けです。日の出と共に、いっせいに出漁しました。お正月前
漁が有れば、活気づきます。
今日も漁民信仰も合わせて神舞調査が昼まで行われます。








12月9日:晴れ・・・でした。
なんともう午後9時。今日も忙しい一日でした。
神舞の聞き取り調査に筑波大学の先生が来島されました。神舞については
以前、文書による調査があったのですが、今回はそれを確認するということ
のようでした。公民館二階に倉庫から取り出した道具類も展示して確認して
もらいました。その後氏本家に伝わる古文書も見ていただきました。
地域文化の掘り起こしと振興が大きな目的だとか・・・
















船霊様にまつわる漁業信仰などの情報も取材しました。


12月8日:薄曇り・・・ちょっと肌寒さを感じます。
風も静まって、漁船もボツボツ出漁しています。ハマチが釣れるとかで、
漁船が出ています。釣り客が今日は防波堤に立っています。
明日、文化庁の関係者が神舞調査で来島されるので、昨日からその準備で諸々。
公民館に関係物を展示します。










照満寺の’報恩講’;早朝鐘が鳴っていました。




12月7日:曇り・・・今にも降り出しそう。
あわただしかったこの三、四日。昨夜は何度も目が覚めて、頭ボンヤリして
ます。亡くなられた方、偲びつつ見送る人たち。慣れぬしきたりを気にしながら
皆さん懸命でした。少しはお手伝い出来たかなと、反省しつつの今朝の目覚め。
お経を聴きながら、我が人生を想えば、果たしてこれで良しなのかな〜?とも。

久しぶり、新聞に目を通せば「霞が関の埋蔵金210兆円」の見出し。
なんだか、へそくり見つけられた女房のあわてぶり連想してしまいました。^^;)
有るとか、無いとか。それでもシブシブ10兆円は認めたようですが、後はどう
なるのでしょうね。








12月6日:晴れ・・・昨日よりか温和しい夜明けです。
日も葬式です。私の受け持ち区内の方なので、葬儀委員長的な
役割となります。7時から早速取組みます。区内の女性達も出動して
いろいろと心忙しい日となります。元気な人が少なくなってきました。
地域全体としての新しい取り組みを考えなければとこの間から話題には
なっています。葬儀屋さんがいないので、区内の人がその代わりをやる
訳ですから、何かと準備が大変なのです。




’いわい’出航前


12月5日:快晴・・・・冬の空です。
海上は白波、空には吹き出しによる白い雲が流れています。風がさほど
有りませんが、寒いです。
今日は葬式。長年仲間の集うお家のお母さん。文字とおり、みんなのお母さん
的存在の方でしたので、残念です。




準備なった祭壇






12月4日:晴れ・・・・西風が寒い!寒い!
空は寒気による雲が忙しく流れています。一級の寒気です。
昨日二人の方がなくなられました。お二人とも高齢ですが、お元気な方で
有っただけに、ちょっとショックです。それにお一人は近所、もう一人の方は
いつも遊びに行ってたお家のお母さんですから、寂しい限りです。

今日は、完全休漁です。





12月3日:雨・・・風が時折雨を舞わせています。
昼頃までは降りそうです。友人の親族が不具合だとかで、お見舞いに
出かけます。いつもお世話になっていた方なので、とても心配です。

昨日は、遺跡を訪ねた一日でした。午前中に話があり、午後現地に
出かけました。
「岩陰遺跡」という名前、エッ祝島のどこに有るの?と、聞き慣れない名前
でしたので、驚きましたが’大きな岩の陰’に有るのを総称してとか。
大きな木とか岩に畏敬の念を持っていた、また神が宿るといってた時代の
ことなのかも。個人的にはもう少し再調査しなければならないのではと思い
ましたが、祝島にそうした遺跡が他にも有ると信じていますし、ぜひ発見
したいと思います。古き人たちの自然崇拝の心は大事にしなければと思い
つつ歩きました。










12月2日:晴れ・・・凪ぎです。
昨日の西風がウソのようです。漁船もいっせいに出て行きました。なんだか
妙に静かな感じです。防波堤工事もコンクリート打ちが終ったようです。中港の
船が、西風にいつも悩まされていたのですが、これで大部軽減されそうです。

屋上からの360度パノラマ。海側編です。東から順に・・
電線が困るって言ったら、生活が感じられて良いと言われて’納得!’















12月1日:師走・・・寒気の吹き出しによる雲が流れています。
遅い朝食をとりながら、テレビの一週間のドキメントを見ました。
それにしてもいろいろですね。’朝青龍や亀田’の謝罪記者会見、痛ましい
殺人事件、偽装、防衛省云々、繰り返される報道。
「この間からこんなのばっかり・・」とボヤく女房。そういえば、記者会見しては
頭を下げるシーンの多いこと。反省すればこと終わりという日本の風土。しかし
その過程で苦しめられたり、被害受けたところへの配意は感じられませんね。
あの時は魔がさしていた、とか精神状態が異常だったといえば、許容してしまう
寛容さ、それが正しいのだろうかと、つい思った朝の一時。

寒い西風、白波の海上・・・・それでも何隻か遊漁に出ています。
こんな気象条件でもする魚釣り。釣り客も船頭さんも大変だなとついつい・・・







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